フランスでデータ定額のプリペイドSIMを使う

2カ国目はフランスである。

フランスでは開通手続きに時間がかかったが、データ容量を考慮すると料金は割安であった。

SIMの入手方法

パリの街中にキャリアショップがあるので、そちらで購入可能。

主なキャリアとしては

  1. Orange
  2. SFR
  3. Bouygues Telecom

が挙げられる。

今回はOrangeを使用した。
Orangeを選んだ理由としては、口コミ等より定額プランの存在が確実であったこと、また長期間になるとSFRより料金が安かった点である。
なおOrangeのプリペイドSIMは「Mobicarte」と呼ばれている。
プランは、1日3ユーロ、7日7ユーロ、1カ月9ユーロのものがあるようだ。フランス語読めないので情報が曖昧…

購入時にパスポートのコピーを取るなど本人確認を行う必要がある。
支払いはSIMカード代の9.99ユーロ(5ユーロぶんのチャージ込)と5ユーロのチャージのあわせて14.99ユーロを支払った。*1後日、チャージを追加することも可能であるようだ。
プラン設定は開通後に行いますので、購入後にじっくり考えましょう。

OrangeプリペイドSIMについての注意

開通まで2日かかる。開通手続きが完了するとSMSが届く。
プラン設定は開通後に行うことになります。自分でフランス語と格闘し設定するもよし、ショップに持ち込んで助けてもらうもよし、そこは各自にお任せします。*2

プランの選択と設定

プランは1日3ユーロ、7日7ユーロ、1カ月9ユーロのものがある。3日以上利用するのであれば7日プランに、8日以上利用するのであれば1カ月プランにするのが便利であろう。

プラン設定については
フランスでは1週間7ユーロでデータ通信し放題!/mobicarteの定額データプランを使ってみる - Wannabe Geek Girl
を参考にすることをお勧めする。

通信量の制限がある旨は案内されなかったので、通信量は無制限であると思われる。

実際に使用してみる


どこかのVodafoneと異なり、SIMをGalaxyS IIにいれたところ自動で接続が開始された。Android自体にAPN等のデータが含まれているもよう。
またHTC Ariaを用いてテザリングを行うことも可能であった。

パリの中心部ではHSDPAで接続されることもあったが、地方都市やパリ郊外では3GやEDGEとなることが多かった。
Google mapsやmailやtwitter程度の利用であれば3GやEDGEで不便を感じることはまずないであろう。またSkypeでの通話は難しかったがチャットは可能であった。

TGV走行中の接続も可能ではあるが、あまり期待しないほうがよい。

おまけ

  1. SFRはiPadプリペイドSIMを発売しているようだ。fnacでも販売されており、価格は3日9.99ユーロであった。
  2. プリペイドSIMながら、スペインにて国際ローミングも可能であった。*3

*1:追加チャージの最低額は5ユーロなので、利用期間が7日であろうと1カ月であろうと購入時に支払う額は同じとなる。

*2:私はStrasbourgのショップで助けていただいた。

*3:もちろん余った1ユーロでは、ほんのわずかな時間しか接続できなかった。

イギリスでデータ定額のプリペイドSIMを使う

1カ国目はイギリスである。

イギリスは手軽にプリペイドSIMを購入でき、旅行者にも便利であると感じた。
ちなみにプリペイド契約のことを「pay as you go」と、チャージのことを「top up」というらしい。

SIMの入手方法

ロンドンの街中にもキャリアショップがたくさんあり、またCarphone Warehouseや4Uのような携帯専門店もある。
Compare Our Best Mobile Phone Deals | Carphone Warehouse
http://www.phones4u.co.uk/

主なキャリアは

  1. Vodafone
  2. O2
  3. T-mobile
  4. Orange
  5. 3

というところでしょうか。

空港にプリペイドSIM自動販売機が


例えば、ヒースロー空港LHR)ターミナル3の到着ロビーでは、自動販売機でプリペイドSIMカードが販売されている。

通話用のものとデータ用のもの、それぞれ何種類か揃っている。
中にはmicroSIMのものもありますのでiPhone4やiPadを使う場合も問題はなさそう。

データ定額のものは20ポンドが相場のようです。Vodafoneのみ10ポンド。
支払い方法は現金またはクレジットカードで。

実際に使用してみた


1週間程度の滞在であったので、一番安いVodafoneのSIMを購入。10ポンドであった。

  • 250MBまで通信可能*1
  • その後は250MB/5ポンド

このSIMには大きな問題があった。SIMをGalaxyS IIに入れても、APNを自動で設定されないのだ。
さらにAndroidに入っているどのAPNを選択しても、接続ができないのだ。
VodafoneのHPにあるAPNリストを試しても、すべて接続が不可能であった…
結局、Vodafoneショップで確認を取りAPNを設定することで、接続することができた。

APN SMART*2
Username wap
Password wap

接続状況は良好で、特にロンドン都心部ではHSDPAでおおむね接続されていた。
しかし場所によっては3GやEDGEになる箇所もあった、また特に郊外や地方ではHSDPAで接続されることが少なかったように感じた。

*1:ちなみに3は20ポンドであるが、1GBまで通信可能。長期間の場合やPCに接続する場合に適している?

*2:見慣れない形式のAPNで不安であったが、店員の指示かつ実際に接続できたので正しいと思われる

docomoショップでGalaxyS II(SC-02C)のロックを解除した

海外へ行くにあたり、GalaxyS II(SC-02C)のSIMロックを解除し、現地でSIMを調達することとした。

SIMロック解除について

http://202.214.192.60/info/news_release/2011/03/11_00.html

基本的に、2011年4月1日以降新たに発売される機種についてはSIMロックの解除が行える、ということである。
逆にいうと、3月31日までに発売された機種を4月1日以降に購入してもSIMロックの解除は行えないのである。

手続きについて

近所のdocomoショップで手続きをおこなった。

  1. 黄色のSIMカードSIMロック解除用?)に差し替える
  2. 製造番号を端末に入力し、GalaxyS II に端末から得たパスコードを入力*1
  3. もとのSIMに戻しておしまい

作業時間は5分〜10分程度。同意書への署名等を含めても合計で15分程度であった。
手続き費用の3150円は後日通話料と同時に請求されるとのこと。

とにかく作業が短時間で終わったことに驚くばかり。
そして、「海外で現地SIMを使う」といった目的がないのならば解除する必要はないでしょう。

*1:推測です、詳細は不明

国際学生証 ISICカードについて

海外に旅行するにあたり、博物館や美術館で割引になるという「国際学生証 ISICカード」をつくってみた。

国際学生証とは

http://isic.univcoop.or.jp/

取得するにあたって

必要なもの

  1. 申請書 → 公式HPからダウンロードできます。あらかじめ書き込んでおくと便利。
  2. 写真 → 3.3cmX2.8cmらしい。4cmX3cmの写真をカッターで切っておいた。問題なし。
  3. 学生証のコピー → こちらもあらかじめ準備しておいた。
  4. お金 → 1430円

取得できる場所

  1. 大学生協
  2. JTBガイアレック(池袋)
  3. その他

取得してみた

お盆で大学生協が休業しており、用事があり平日は時間がなかったので、土曜日も営業している箇所を探す。
池袋のJTBガイアレックは営業しているようなので、そちらに向かうことに。

JTBガイアレック
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-43-19JTBビル
オフィスビルの一室といった雰囲気、路上でみかけるJTBの店舗をイメージしてはダメ。

事務所の人に、申請書・写真・学生証のコピーを預け、待つこと10分程度。
カード完成。お金を支払い、おしまい。

利用してみた

旅行中に利用したのは次の4箇所。*1

  1. マドリッド王宮 Madrid, Spain 10ユーロ→5ユーロ
  2. サグラダファミリア Barcelona, Spain 12ユーロ→10.5ユーロ
  3. ポルシェ博物館 Stuttgart, Germany 8ユーロ→4ユーロ
  4. ベンツ博物館 Stuttgart, Germany 8ユーロ→4ユーロ

合計で14.5ユーロは安くなった、ユーロ安なのでカード取得費用を考えると疑問であった…
博物館や美術館へ頻繁に訪れる場合はお得であろう、また持っていることで安心できる面もあると感じた。

*1:もとの金額については、記憶があいまいなので間違えがある可能性があります

中古携帯の買取サービスについて

先日、中古携帯の買取サービスを初めて利用した。持ち込む機種はF-05Cの黒、未使用品である。

持ち込み先の選定について

サービスを利用するにあたって自分が注意した点

  • 新宿周辺にて店頭買取を実施していること。
  • (信頼性から)チェーン店であること。
  • ネット上にて買取価格が大まかにわかること。

その条件のもとネットにて調査した。

  1. ヤマダウェブコム | 株式会社ヤマダ電機の公式通販サイト :8000円
  1. 【買取】携帯電話・スマートフォン 高く買取ります! | sofmap.com :10000円(ポイント受け取りの場合は10500P)
  1. じゃんぱら-スマホ(スマートフォン)・携帯電話の買取もじゃんぱらにおまかせ! :12000円
  1. http://sirorom.e-daikoku.com/index.jsp :12000円
  1. 買取検索:検索条件がありませんでした。 :6700円

じゃんぱらと大黒屋が12000円であるため、その2店のどちらかに持ち込むこととした。

買取の流れについて

結局、店舗の立地から大黒屋に持ち込むこととした。

  1. 店員に声をかけると、買取コーナーに入るよう指示される。
  2. 持ち込む機種を差し出すと、店員が買い取り価格上限を提示してくれる。
  3. 店員が動作確認を行う。その間に自分は住所・氏名などを申請書に書き込む。
  4. 店員が身分証と申請書をチェックする。
  5. 機種と買取価格に問題がなければ、即時お金が支払われる。

買取にかかった時間は10分程であった、もちろん買取コーナーが混雑していた場合は更に時間がかかる。未使用品であったため、買取価格は上限の12000円であった。

感想

  • 買取にかかる時間は予想したよりも短時間であり、気軽に利用しやすいと感じた。今後も機会があれば利用したい。
  • 未使用品であったのでネットでの調査通りの買取価格であったが、使用開始後であるとどれだけ買取価格が低下するかは疑問である。*1

*1:店員次第なのでは?という気もしている。